勝山は、元禄年間に伊達政宗公を藩祖とする伊達家六十二万石の城下町仙台にて創業して以来、三二〇年以上の間、仙台を代表する銘酒醸造元であり 宮城県で現存する唯一の伊達家御用蔵として酒屋の技術的模範と御用蔵の暖簾を守り続けております。
DIAMOND AKATSUKI、暁、伝にはラグジュアリーな高級酒にふさわしい兵庫県山田錦を100%使用。
こだわり抜いた縁や䴇には名人が栽培する仙台市泉区産の一等ひとめぼれを使用しております。
この一帯は、お米を中心とした穀倉地帯であり、泉ケ岳から湧き出る水は、長い年月をかけて地層に磨かれ、美しい軟水となって、周辺の水田を潤すと共に、勝山の仕込み水として深井戸より汲み上げ使用しております。
酒質は酒造りに適した硬度35度の軟水で、美人成分の天然シリカを多く含み柔らかくキレイな水質が特徴です。
勝山は日本酒の発酵文化の本質を追求するため、平成の世になってから制定された精米歩合による「特定名称酒呼称」制度から脱却し、より自由に本質的な技術的進歩による味の追求を目指し、世界的に進化する食のトレンドに合わせた酒質設計を行えるよう取り組んでおります。
遠心分離機に勝山独自のチューンナップを施し、「週仕込み」に対応するよう約2年の月日をかけテストと改良を加え、勝山のフラッグシップであるDIAMOND AKATSUKI、暁に採用。
高純度のエッセンスを抽出し、いままでの酒とは異なる特性を持ち、ふくよかで透明感のある美しい酒質を実現しました。
1週間にタンク1本の贅沢な仕込を行うことにより、じっくりと醪(もろみ)の健全発酵を促します。
徹底した醪の管理、温度管理とタイミングを見逃さずに細心の注意を払って行うことにより、目標とする酒質設計の誤差を最小限にとどめ、狙った通りの味わいへと慎重に誘導します。
早瓶火入れにより瓶詰め迄の工程を短縮することで酒のフレッシュ感を保持出来ます。
また直接瓶詰めして火入れを行うので、従来のような二度にわたる火入れのムラを無くすことができ、酒質の劣化を防げます。
早瓶火入れ後はマイナス5度の冷蔵庫に貯蔵し、氷温貯蔵することで酒質の過熟を抑えることができ、出荷直前まで品質を保つことが出来ます。